速読のためのウォーミングアップ―基礎的な読解力を身につけるには

基礎的な読解力を身につけることが,速読を行う為の秘訣です。ですから,基礎的な読解力が身についていないと,速読は少し難しいかもしれません。

ひとりでも多くの人々に速読の面白さ,その魅力を知ってもらいたく,簡単ではありますが基礎的な読解力を身につける為のコツを紹介します。

①指示語の指す内容を見つけられること

指示語を代表する言葉には「これ」,「この」,「それ」,「その」などが挙げられます。文章を読んでいるときにこれらの言葉が目に入ったら,それらが指している内容を必ず見つけるようにしましょう。

指示語が指している内容を見つけるためには,指示語の直前の1文,あるいは直前の段落の内容を読み返す必要があります。たいてい,指示語が指している内容は1語, あるいは1文程度の長さのものです。前にある文章のなかから,ウォーリーを探すような感覚で探してみましょう。

もしも,指示語が指す内容を見つけるのが難しいと感じた場合,このようなトレーニングをやってみましょう。指示語を用いて何らかの文章を書いて,文章を推敲するときに,どんなときに指示語を使うのかを確認しましょう。シンプルな作業ではありますが,文章を読むにあたって大切なスキルとされる,指示語の内容を見つけるための効果的なトレーニングになります。

②接続詞の働きを理解すること

接続詞の働きを理解することによって,全体的な文章の流れを理解することが出来ます。 日本語の接続詞のなかには,逆説の働きをもつ「しかし」,追加の働きをもつ「さらには」,並列の働きをもつ「また」,転換の働きをもつ「さて」などが挙げられます。

これらの接続詞がどのような場面で使われ,前後の文章,段落とどのような関係にあるのかを把握する必要があります。

これらの2つの重要なスキルを身につけることで,基礎的な文章読解力が確実に身につきます。そして,それを確実に身につけるためには, 市販の中学生向けの国語の問題集を活用することが効果的でしょう。基本的な文章読解力を得るための十分な難易度の問題がありますので,1冊まるまる,最初の問題から最後の問題までしっかりとこなすことで,基礎的な読解力を確実に身につけることが出来ます。

読解力を身につけることも,速読のコツなのです。