文章の構成を知る

速読をやるためには,文章の構成を知る必要があります。


書店などで簡単に購入できる教養書や実用書などの特徴として,文章の構成が決まっていることが挙げられます。文章同士の関係,各段落の関係,そして章立てといった文章の構成にとって重要なルールに共通性を見出すことが出来ます。

① タイトルに注目する

速読する本を手にしたら,まずはタイトルに注目しましょう。そして,そこから想像されることがらをリストにしてみましょう。最低でも,10程度は思いつくことが出来るようにしましょう。 このステップが出来たら,本を開いて各章の内容を確認しましょう。先ほど想像した内容と比べてみましょう。同じでしたか?それとも,違っていましたか?

② 各章に注目する

タイトルから想像できた内容をもとに,各章のタイトルと,章立ての内容を確認しましょう。そして,各章のタイトルから想像されることがらをリストにしてみましょう。最低でも,10程度は思いつくことが出来るようにしましょう。 このステップが出来たら,各章の最初の部分(1~2段落)を読み,先ほど想像した内容と比べてみましょう。同じでしたか?それとも,違っていましたか?

③ 章の文章の構成を知る

各章の文章の構成として,導入部→主要部→コンクルージョン,この3つが挙げられます。 導入部では,読者を引きつけるための簡単な知識エピソードなどが紹介され,この章のなかで最も強調したい内容,そして筆者の主張が主要部を占めます。 主要部の読解にあたっては,各段落の最初の1~2文の内容に注目することが重要です。なぜならば,各段落の最初の部分において筆者が主張したいこと強調したいことが言及されるからです。 コンクルージョンとは,主要部において言及された内容が簡潔にまとめられた部分です。主要部の各段落で言及された内容を,手短に書き変えた部分でもあります。 賢い読み方として,導入部→コンクルージョン→主要部,この順番で読むことが,速読のひとつのあり方にもなります。速読が出来る人は,このような文章の構成を知っているからこそ,楽しく,あまり苦労をせずに速読を実践することが出来るのです。 今回は速読のシークレットのひとつを紹介しました。